『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』
一年半前の下書きが目に留まったので上げておきます。
*
誰かを幸せにするということ、それには、三つのタイプがあると思う。世の中の多くの人を幸せにできる人。自分の周りの、身近な人を幸せにできる人。それと、自分を幸せにできる人。
冒頭のナレーションはこう言う。意志を持ってするとき、しかしながらこの三通りは、自分を幸せにする、しようとする、というところへ逢着する。そこからしか始まらないものなのだ、ということであるようだ。
*
もう立ち行かないし諦めるしかないんじゃないか。みんなのムードが完全にその方向へと流れていくなか、「あのさ……」と言いかけて何度聞き留められなくても、なお己を強くして「あのね!」と言えた藍里。尊いと思う。
*
いかにも軽そうな二人組が指さして話してたのはパンチラのことだろうと思われるが、この場に居合わせたアイドルオタクは、そんなことより、アイドルユニットの伝説的誕生の瞬間を、見過たなかった。そしてまた、彼は責任ということを知っていた。アンコール。
*
夏夜の声、岩男潤子に似た雰囲気があった。奥野香耶。