ダダ100年、はいから100年

 第1回ダダの夕べにおいて、「ダダは僕らの強烈さだ」と叫ばれたのが1916年(「ムッシュー・アンチピリンの宣言」)。「ダダは何も意味しない」という有名なフレーズを含む「ダダ宣言1918」はもちろん1918年。これらから数えて、およそ100年が経過したことになる。

 先日後編が劇場公開された『はいからさんが通る』で、伊集院少尉が消息を絶つことになるシベリア出兵が1918年だから、やはり100年。そうしてクライマックスに起こる関東大震災が1923年。『ダダイスト新吉の詩』はこの年の2月に刊行された。

 震災を無傷でやりすごした伊集院邸。その堅牢さは、少尉と紅緒の思い合う心、その結び目と同じ固さでもあるようだ。と書きながら、そのような読み解きを私は信じていない。

 *

 はてなダイアリーからのインポート申請が混み合っていて受付停止中ということなので、デザイン調整のために適当な長さの何も意味しない文章を書いてみた。よろしくはてなブログ