僧は入る月下の門

『入門 著作権の教室』

 尾崎哲夫『入門 著作権の教室』(平凡社新書)を読んだ。入門なので大体知ってることばかりなのだけど、これからもうちょっと込み入ったものを読む予定なので前段として。
 ずっと気になってたので調べたら、「解散したる法人の財産は定款又は寄附行為を以て指定したる人に帰属す」(民法第72条)ということで、悲しいお知らせもあったものだと思う。
 韓愈が「敲く」が良いと言ったところで、DANZEN! わたしは「推す」派だ。せっかく静まり返った夜なのだから、僧も音を立てず粛々と門をくぐっていって、終始静かでそれで情感が損なわれるなんてことは全くないと思う。それを「敲く」だなんて、品がないというものではないか。でも推すとか敲くとか言ってる間にささっと入ってしまえば良いと一番思う。