2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「聞こし召せ 怒りの一滴!」

殺人事件 ずっと思い出せなかったNHKドラマのタイトルが「四捨五入殺人事件」だと分かった。持つべきものは、検索ツールなんかよりやっぱり友なのであるなあ。 で、もうひとつ思い出せないドラマがあります。 「天にゴーゴー 地にガーガー/宙ぶらりんの わ…

小説そのものへ

佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」(『新潮』2006年12月号掲載) 掲載を知って慌てて買って読んだ。小説の限界を漸近線としてそこへ向けてひたすら落ち込んでいっている、というのが佐藤友哉に対する印象だったのだけれど、そろそろ小説と氏とがぴった…

「イエロージャケの皆さんだ!!」

ガンダム漫画2冊 ことぶきつかさ『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』と、先般復刊された池田恵『魔法の少尉ブラスターマリ』の2冊を、どういう訳か買ってしまいました。『ブラマリ』の方は初読だったのですが、堂に入っているというか、ガンダムで魔法少女…

了解!!(ビシッ)

山本ルンルン『宇宙の白鳥(スワン) 1』(ポプラ社) 書店で見かけて即購入。JIVEじゃなくてポプラ社が発行しています。 面白いコマに行き当たってはウヒャウヒャ笑って、各話読み通しては上手いなあと唸って、全く楽しませてもらいました。 山本ルンルン…

「向こうを覗いて見るためよ 見るためよ」

宮崎哲弥『新書365冊』(朝日新書) 帯の文句どおり、「ミヤテツさん、読み過ぎです!」って感じ。こちとらこの1冊を読むだけでもどれだけ時間が掛かることか。とりあえず最初の2章と第16章「問題な新書」、それに最終章のインタビューだけ読んで、あとは…

「両足折れなば 手にて走らん」

ステュアート・シム著;小泉朝子訳『デリダと歴史の終わり』(岩波書店) 肝臓の検査をしてきました。おかげで1冊本が読めました。 「歴史の終わり」に関するさまざまな言説を向こうに回して、「歴史の終わりに遅れて来たってイイじゃないか」と言ったデリ…

泣き顔は 捨てて帰ろう 麦藁帽子

『史上最強の弟子ケンイチ』#5 「こんな感じなんですのね、こちら側から手を振るのって」ってなんてまあ良いセリフであること。僕もかわともちゃんとデートしたいよ。どうすれば出来るんだろう。また大本眞基子とはどうやって? OPのサビの部分で「谷へ突…

肯定する

野矢茂樹著『入門!論理学』(中公新書) 一体何度入門してるのか俺。 あんまり初学者向けではない気もする。いくつか論理学の本を手に取ってみたけど挫折しちゃった、って人にはちょっと毛色の違う本として薦められるかも、という感じ。おぼろげに知ってい…