2006-01-01から1年間の記事一覧

「だいスキ!! みんな この星の…ねえ 贈り物だよ」

『護くんに女神の祝福を』 「大好きよ強くなくても大好きよガンバらなくても守って欲しいわけじゃないわあなたとただふたりいっしょにいるだけでいい」と昔の人は言いましたけれど、と書き始めたけれど面倒くさいので以下略。適当に察しておいてください。 …

忘れられたくない

船戸明里『アンダーザローズ 4』(バーズコミックス デラックス) 今買ってる漫画、『NHKにようこそ!』を除いたら、『陽だまりのピニュ』といい『アンダーザローズ』といい山本ルンルン作品といい忘れたころにしか刊行されないものばかりなので、全く楽と…

眠れ眠れ

『流星のロックマン』 先週今週と、ミソラちゃんが可愛い。福圓美里はほんと良い声優だ。今週は作画も良かった。『おはコロシアム』なんてあまり注目されてない枠だろうから、ちょっともったいないよ。『ギャグコロスタジオ』の時代は、自分では見ても人には…

Und wir haben sie geto”tet.”

ジョージ・スタイナー;喜志哲雄、蜂谷昭雄訳『悲劇の死』(筑摩叢書) 図書館で借りたのはいいけどまだ1ページも読んでない。この週末頑張って読みます。

「(ンッフフ)フォーリンラブってやつ?」

『交響詩篇エウレカセブン』#41まで 残すところ9話となりました。面白い回が数える程度しかなく、正直苦痛です。前半2クールの展開はたるすぎるし、3クール目最後に来てサッカー話なんて挟まれた日にはもうね。 サクヤ様もアネモネもあんなに素敵なのに…

入不二法門

入不二基義『ウィトゲンシュタイン 「私」は消去できるか』(NHK出版) ウィトゲンシュタインの考えた徹底された独我論、無主体論、私的言語論についての本。そんなことは目次を見れば分かりますか。いわゆる独我論、いわゆる無主体論との対比のうちに開示展…

「聞こし召せ 怒りの一滴!」

殺人事件 ずっと思い出せなかったNHKドラマのタイトルが「四捨五入殺人事件」だと分かった。持つべきものは、検索ツールなんかよりやっぱり友なのであるなあ。 で、もうひとつ思い出せないドラマがあります。 「天にゴーゴー 地にガーガー/宙ぶらりんの わ…

小説そのものへ

佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」(『新潮』2006年12月号掲載) 掲載を知って慌てて買って読んだ。小説の限界を漸近線としてそこへ向けてひたすら落ち込んでいっている、というのが佐藤友哉に対する印象だったのだけれど、そろそろ小説と氏とがぴった…

「イエロージャケの皆さんだ!!」

ガンダム漫画2冊 ことぶきつかさ『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』と、先般復刊された池田恵『魔法の少尉ブラスターマリ』の2冊を、どういう訳か買ってしまいました。『ブラマリ』の方は初読だったのですが、堂に入っているというか、ガンダムで魔法少女…

了解!!(ビシッ)

山本ルンルン『宇宙の白鳥(スワン) 1』(ポプラ社) 書店で見かけて即購入。JIVEじゃなくてポプラ社が発行しています。 面白いコマに行き当たってはウヒャウヒャ笑って、各話読み通しては上手いなあと唸って、全く楽しませてもらいました。 山本ルンルン…

「向こうを覗いて見るためよ 見るためよ」

宮崎哲弥『新書365冊』(朝日新書) 帯の文句どおり、「ミヤテツさん、読み過ぎです!」って感じ。こちとらこの1冊を読むだけでもどれだけ時間が掛かることか。とりあえず最初の2章と第16章「問題な新書」、それに最終章のインタビューだけ読んで、あとは…

「両足折れなば 手にて走らん」

ステュアート・シム著;小泉朝子訳『デリダと歴史の終わり』(岩波書店) 肝臓の検査をしてきました。おかげで1冊本が読めました。 「歴史の終わり」に関するさまざまな言説を向こうに回して、「歴史の終わりに遅れて来たってイイじゃないか」と言ったデリ…

泣き顔は 捨てて帰ろう 麦藁帽子

『史上最強の弟子ケンイチ』#5 「こんな感じなんですのね、こちら側から手を振るのって」ってなんてまあ良いセリフであること。僕もかわともちゃんとデートしたいよ。どうすれば出来るんだろう。また大本眞基子とはどうやって? OPのサビの部分で「谷へ突…

肯定する

野矢茂樹著『入門!論理学』(中公新書) 一体何度入門してるのか俺。 あんまり初学者向けではない気もする。いくつか論理学の本を手に取ってみたけど挫折しちゃった、って人にはちょっと毛色の違う本として薦められるかも、という感じ。おぼろげに知ってい…

モジカ

ちくま文庫の全集 梶井基次郎の(全1巻)と中島敦の(全3巻)を買ってしまった。太宰治のも読み終わってないのに。それどころか、このひと月ほど本を読んでいない。 あと、ギリシャ悲劇(全4巻)もちょっと前に買ってた。ギリシャ喜劇の方は見かけないの…

Shibuya Psychic Research

『ゴーストハント』 小野不由美原作ってところで「おやっ?」と思って、サブタイトル見たらやっぱり「悪霊がいっぱい!?」シリーズのアニメ化なのか。正確には「悪霊がいっぱい!?」シリーズを「ゴーストハント」というタイトルで漫画化したもののアニメ化。 …

「やっぱハワイはいいわぁ~~!」

Wi-Fi(その2) Wi-Fiコネクタ週末にでも買いたい。前回の話の続きをすれば、『マリカDS』なんて、対戦だけじゃなくって、ベストレコードを任天堂サーバに送信して競い合ったりできればいいのにと思う。スーファミ版の時には『ファミ通』に毎週全国ベストレ…

ブルーダイヤ金銀パール

Wi-Fi DSのダイヤモンド・パールが欲しい昨今。いや、Wi-Fiって凄いよなあと。こんな時代に子供だったらさぞ楽しかったろうなあと。 とはいえ僕らの子供時代は、こんな技術はなかった代わりにハドソン全国キャラバンみたいなイベントとか青色ディスクとかで…

「耳が動くよ 予感のカセイジン」

『おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜』 新ED、やっばり予感の時はクルクル回りだすのだなと。 柊兄弟の確執がどこに行き着くのか、そこがきちんと描ければ、『くるくるシャッフル』は前作以上の作品になれると思う。てゆーか、そういう期待感を…

こんなにハチミツが塗ってある!

最終回シーズン 『ポケモンAG』はすっかり忘れていたり、『コヨーテRS』は延長で録画できなかったり、『つよきす』は意図的にスルーしたり、といろいろ逃しつつ『ハチクロ2』は無事録画できていた。(『ARIA』の裏番組なので)W録できる容量を確保するため…

カナ? カナ?

万波佳奈著『万波佳奈の囲碁上達ハンドブック』(MYCOM囲碁ブックス) ファンなので。 苦手意識や嫌いだと思うところは後回しでいいから、ひとまずは好きなところ、やりやすい方法で楽しく勉強することが継続のためにはいい、継続していけば上達していずれ自…

南無三!

野村美月『“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)』(ファミ通文庫) 今回は『嵐が丘』ねなるほどね、と思いながらも270ページくらいまではこのまま終わってしまうんじゃないかと不安でハラハラして、終わりまで読んでみれば取りあえずの到達点には届いたの…

「ゆーふぉーゆーふぉー!」

ufotable cafe 先週長岡に行ったついでに「ufotable cafe」に行ってみました、ということを書き忘れていました。念のために言っておくと「ufotable cafe」は高円寺にあります。長岡は新潟です。 そういやこの間『アド街』で高円寺が取り上げられてたなあ、な…

「フワ フワ フルリ 空に届く」

『アニメージュ』 処分完了。以下は目に留まった箇所。 (サヤというキャラクターを)ちょっと『掴めたかな?』と思えたのは、矢吹先生が『トレインとサヤを恋愛関係にしなかったのは、サヤを手の届かない存在にしたかったから』とおっしゃっているのを、あ…

「トラ、トラ。大悲劇名詞!」

竹宮ゆゆこ『とらドラ!』(電撃文庫) 面白いだけじゃないか! コントじゃないか! と思いながら読んでたけど、そして面白いだけのものは大好きだけど、読み終わってみるとそれだけではきかなかった。一筋縄ではいかなかった。なにこの完璧さ。「そういうふ…

「不安定で/無謀で/可能性だけで立ってた」

『Newtype』 2004年1月号から2006年8月号までを、ひと通り目を通して処分。 創刊20周年の企画だと思うけど、いろんな声優に「20歳とはどんな年齢だったか」というのを訊いた記事があって、桑島法子が書いた色紙に、タイトルにあるような文言が書かれていま…

「メロス、君は、まっぱだかじゃないか」

野村美月『“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)』(ファミ通文庫) 自分はこれからも道化の仮面をつけ、世間を欺いてゆくでしょう。 けれど、そのことが、前より恥ずかしくはないのです。 (p.243) 本当は太宰治全集を読破してから手を付けようと思って…

「きみはぼくの心をかき乱しちゃったわけよ」

中村九郎『ロクメンダイス、』(富士見ミステリー文庫) 「Die」がダイスのことだろうって事と「Cracked」の「c」をcrackしたら「raked」だろうってのは読んでる途中に思ったけれど、それがだからどういう事になるのかってところはサッパリ分かっていなかっ…

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中村九郎『黒白キューピッド』(集英社スーパーダッシュ文庫) いくつも書店を巡って、やっと見つけた。 視点や時制の不統一とか、時間的飛躍とか、明らかに破格しまくってるのにそれで成立してるから不思議。ラストまで何かがまっすぐと通じていると思える…

「突然友達に誘われて来たらアイツが僕の中に」

C70 コミケ2日目、3日目と参加。目的と言っては「むてけいロマンス」と「YELLOW HOUSE」だけなのであっという間に買い物終了。2日目なんて参加する必要なかったんじゃないかと思える。 創作文芸を3周くらい巡って、買おうかなと思った本が1冊だけあった…