「突然友達に誘われて来たらアイツが僕の中に」

C70

 コミケ2日目、3日目と参加。目的と言っては「むてけいロマンス」と「YELLOW HOUSE」だけなのであっという間に買い物終了。2日目なんて参加する必要なかったんじゃないかと思える。
 創作文芸を3周くらい巡って、買おうかなと思った本が1冊だけあったけど勇気がなくて買えなかった。こんな時は「ブリンクブリンクブリンク」と3回呼ぶんだと遠くで自分が告げていて、その時自分は確かに遠くにいて、とても現実に関与できなかったのだ。
 いつもなら、ジャンルとしてはまだ成熟しない前の新しいアニメの本を、注目作ひとつふたつに絞って探して回る、ということをやるんだけど、今回はそれもせず。自分がそこまでハマっている作品が実は今ないのだなあ、とこんなところで思い知らされるのでありました。あえて探すとすれば、『プリキュアS☆S』のみのりと薫(と満)の本ってことになったかもしれない。
 以下はこの2日間のちょっとした出来事。

  • こどものおもちゃ』のED「パニック!」を聞いていたら「アイツ」という言葉がやたら耳について、ひょっとしたら「ア☆イ☆ツ」(『超GALS!寿蘭』)に匹敵するくらい「アイツ」って言ってるんじゃないかと思って、開場前の暇に任せて数えてみたら7回だった。全然足りない。最後、サビが連続する箇所で4回出てくるので、それで多いと感じたらしい。
  • 帰りの飛行機(JAL)で機内番組を聞いていたら「みんなのうた」の紹介番組が流れていて、司会の男女の女性の方が田中理恵だった。田中理恵はこういうナレーション的な仕事の方が向いてるように思う。「私はジャンクなんかじゃない!」と声を捻り出すように叫ぶさまも、それはそれで捨てがたくはあるが。そのダメな子っぷりがダメな演技によって加速されてる感がね。で、機内番組に話を戻すと、こういう、男女が掛け合ってるのを聞いていると「堀々コンビ」なんていうものが思い出された。堀内賢雄堀越真己。最初女性の方が思い出せなかったけど、検索したらぎりぎりのところで分かって素晴らしい。