Buono!「Bravo☆Bravo」 『しゅごキャラパーティー！』のエンディングのこの曲が、ちょっといいなと思います。 「パーティー」を「pa-ti」と綴ってみて、これを拍手の音に見立てたときに、ひとつの応援歌の着想が生まれた、それが、翻って、ひと回りして、な…

ヴィヨン、パンドラ、その周辺 太宰治生誕100年のセンテニアルイヤーを記念し便乗して、太宰作品がさかんに映画化されている、そこで「ヴィヨンの妻」「パンドラの匣」の２作を見、前後して『太宰治全集 ８』を読了した。 映画「ヴィヨンの妻」は、原作の改…

「思いでのイチゴタルト」（『夢色パティシエール』recette10） 頭がきらきら光り輝いてるおっさんいい人すぎる。「おじさんは、自分のタルトを完成させてしまったから、もう必要ないんだ」というのは寂しいことのようでありしかしすばらしいことであり。定…

「惜別」「お伽草子」 『太宰治全集 ７』読み終わり。 「惜別」は、「駆込み訴え」「右大臣実朝」あたりと読み比べてみれば示唆が得られそうな。語られる対象との距離感情によって小説の語りのスタイルも当然異なってくるので、たとえば周さんは好人物として…

『マイマイ新子と千年の魔法』 もう１本見てきたのがこの映画。片渕須直監督の新作が、マクFの陰でひっそり封切られていたのです。 「千年」ってなんなんだろうな、って見ながら考えてました。 想像の力で千年前の周防の街を駆け回る新子の姿を目の当たりに…

『劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』 せっかく京都に行ったので、近くの劇場に来ない映画を２本見てきました。今日は『マクロスF』の話。 Sheryl on Stageが見たいなあ、という程度の関心から見に行きました。おかげさまでシェリルは堪能で…

『仏陀再誕』 石山タカ明ファンでありかつ小清水亜美ファンなので見てきた。 全編小清水ですばらしい。滅法かわいい。というか、仏陀が再誕した今の世で滅法なんてことはないのであるから、法の下にかわいい小清水。 EDの歌詞、「悟りにチャレンジ」と言われ…

『太宰治全集 ７』（ちくま文庫） この巻は「惜別」以外は読んだことがある作品ばかりだけど、それでも一応頭から読んでまずは「津軽」を読了。 「私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。」という作者のしめくくりの言葉に至って、この言葉を素…

『青い文学シリーズ 桜の森の満開の下』 今見ているのですが、これは良い水樹奈々ですね。声質が好きな部類ではないので今までそんなに高く買っていなかったのですが、これほど良い演技が出来れば大変好きになりました。 早く水樹奈々声の首遊びが見たい。

＊視聴が追いついているアニメ（2009年11月現在／30本） 夢色パティシエール しゅごキャラ！パーティー！ バトルスピリッツ 少年激覇ダン フレッシュプリキュア！ ジュエルペット クロスゲーム こんにちはアン 忍者ハットリくん（BS朝日） あにゃまる探偵 キ…

太宰、賢治と夢の跡 9/21は宮沢賢治の命日で、賢治祭があるしイギリス海岸を浮上させる試みがあるし、ということで東北に行ってきました。9/20に青森入りして斜陽館を訪ね、9/21は花巻巡り、9/22に中尊寺のち帰宅というプラン。いまさらひと月前の旅行の話な…

『エレメントハンター』 エリートのアリーとただバカなだけのようなレンの間に共感が生まれる過程がすばらしいと思うんです。「とにかく笑ってミライオレンジ」という言葉の発明は偉大。その言葉の意味はよく分からなくてもよく分からないまま自分なりに受け…

gkbr ゴキブリのことをgkbrと世間的に言うようになったのはいつ頃からなんだろう。最近ますみんづいている関係でブログを見に行ったらgkbrの話題だったのでちょっと気になった。ガクブル→gkbr→ゴキブリという派生順なんだろうか。 個人的には、『バトル・ロ…

『true tears』 8/5〜9の期間で見終わっていた。 純「あいつが泣けないのはどうしてだ？」 眞一郎「自己……暗示」 純「それだけか？」 （＃13（終）「君の涙を」） それだけではないとしたら何なのか？ 眞一郎は答えられない。そこでこの問いは、そのままわれ…

三島由紀夫『金閣寺』（新潮文庫） いやに理路が整っている、そしてこれは主人公の告白である、ということを考えあわせると、どれだけの時を隔ててなされた告白であるかは分からないけれども、この告白を主人公は遺書として物したのだと考えるしかないと思う…

エクリップス『アイドル・アタック！』 エクリップスは早くアルバムを出せとずっと願っていたら叶ったので買った。 収録曲の半分以上がソロ曲なのは、アイドルユニットのアルバムとしてどうなんだろう。通常版なら９曲中６曲。 例えばキャンディーズがソロ曲…

『サマーウォーズ』 ８月の第１木曜日に見てた。 これが何で物足りなく感じるのかというと、やはり『ぼくらのウォーゲーム』と比べてしまっているからなんだろう、そのくらいは分かる。では、細部にわたってこれほどあからさまに『ウォーゲーム』のヴァリア…

読書メーター 登録してみたものの求めるほどの機能もないようなので、いずれ飽きて更新しなくなるかもしれず、意味を求めなければ続けられるかも知れず。 ウエダハジメ 『化物語』＃６をエンディングだけたまたま見たらウエダハジメの絵が拝めた記念に、『Q…

有賀ヒトシ『ロックマンメガミックス』（全２巻／BN COMICS） 『ギガミックス』がそろそろ刊行開始されるだろうから、その前に。 回を追うごとに登場ロボットが増えていってブルース、フォルテなども出揃ったところで、コピー騒動のエピソードは非常に各々に…

『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』 ポスターを見たらキャストの一段目に沢城みゆきの名前があったのでそのままふらふら映画館に吸い込まれてしまいましたが、冒頭の絵本パートで沢城ギツネが唄いはじめたときには早くも見にきてよかったと思えましたから、…

福田恆存『藝術とは何か』（中公文庫） 藝術の効能はカタルシスなのだということが何度も書かれていた。自己とか自我とか、そういうものを求める心の反対なのだと。そういうものの無化浄化なのだと。とにかくそのことだけが書かれていた。 橋爪大三郎『はじ…

田中哲弥『猿駅／初恋』（早川書房） あの幻の「猿はあけぼの」が収録されてるのだぜ。 『マクロスF』 先週末から見はじめて今日見おわった。 最初の頃はアルトきゅん萌えって思ってたけど、だんだんシェリルが可愛くなってきた。 結城浩原作；日坂水柯作画…

THE 138th OPEN CHAMPIONSHIP スチュワート・シンクがプレーオフの末、トム・ワトソンを下しチャンピオンの栄冠を手にしました。 ワトソンといえば思い出すのは数年前、長年コンビを組んできたキャディーのブルース・エドワーズがなくなったときのインタビュ…

悲劇四部作あるいはドルリー・レーン四部作 エラリー・クイーン読んだことがないなんてのもひどい話なので、意を決して悲劇四部作を読んだ。創元推理文庫のほう（鮎川信夫訳）。 『Zの悲劇』で生意気な小娘が出しゃばってきたときにはどうしたものかと思った…

Whoops!!『P'』 もう何ヶ月も前にこのCDを買って感銘を受けていたんだけれど、ここに書いていなかったので。 1999年にWhoops!!がリリースしたアルバム『P』にボーナストラックを加えて再販されたのがこのCD。 当時高校生だった樋口智恵子の自分語りだけでも…

全米オープン 今年はほとんど見ていなかったんだけれど、今ニュースで調べたところではD.デュヴァルが２位タイとあって、嬉しくなった。 デュヴァルは、ウッズ登場の頃にはその第一のライバルと目され期待もされていながらその後は振るわない年月を重ねてき…

視聴が追いついているアニメ（2009年６月現在／23本） バトルスピリッツ 少年突破バシン フレッシュプリキュア！ ジュエルペット クロスゲーム こんにちはアン ハヤテのごとく!! チーズスイートホーム あたらしいおうち 忍者ハットリくん（BS朝日） 夏目友人…

源実朝 『吉本隆明 五十度の講演』で「実朝論」を聞きながら、右手に小林秀雄の「実朝」、左手に太宰治の「右大臣実朝」という、なんとも至福の時間を過ごしていました。 「右大臣実朝」は、やはり終盤、語り手の私と公暁とが由井浦で語らう場面が、どうした…

『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』 いつもの空き地を中学生に盗られたところから物語は始まる。ジャイアンズの面々に空き地の奪還を押し付けられたのび太は、果敢にもひとり中学生たちを相手に交渉を試みるが、交渉は失敗に終わる。が、まったく外的な…

『爆球Hit! クラッシュビーダマン』 １日３話ずつ見れば、今月中に見終わるだろうから。見はじめた。神田朱未かあいいね。