無駄な脂肪

劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜

 せっかく京都に行ったので、近くの劇場に来ない映画を2本見てきました。今日は『マクロスF』の話。
 Sheryl on Stageが見たいなあ、という程度の関心から見に行きました。おかげさまでシェリルは堪能できましたから満足です。
 メガネ同級生の出番がなくて軽い驚きを覚えました。ストーリー進行上の無駄というか、あそびの要素というか、そういうものが排されて足りないように思えて、その象徴がメガネ同級生の不在なんじゃないかという気がしています。あるいはシェリルの胸を際立たせるためには邪魔だと判断されたのかもしれません。
 シェリルのイヤリングの扱われ方にしても、テレビシリーズではさしあたり「幸運のお守り」という程度の位置づけであったはずのところが、このたびは当初から「想いを伝える石」としてストーリーを駆動するうえでの非常にキーになっていて、これを評価する向きもあるようですが私は駄目です。便利づかいされてるだけだと思います。「想いを伝える石」なんて言葉を持ち出さなくて同じことを描写したって良いんじゃないかと少なくとも思います。