2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フランス語

「ふらふら、ふらんす」 って何かと思ったら、『ちびまる子ちゃん』だった。クイズ番組に出演して、何か忘れたけどふらふらして、上のように口走ったら正解だったとかそんな話。 そんなこんなで気が向いたのでフランス語のお勉強など始めたものの、ぼんやり…

「まあ、失礼ね。あたし、いま英雄的精神について話してたのよ。」

吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩波文庫) 青版なのに小説なので驚いた。浦川君(豆腐屋)が立派に過ぎる。おじさんもやたら肩を持つし。 おじさんに、コペル君は消費家で何も生産ということをしないでいるが、君にも生み出せるものがあるから考えて…

行き止まり

『ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険』 5作目『呪われた聖剣』の製作発表で言われていたことには、「4作目までは『TVにあるワンピースを劇場でも』だったが、今作は『TVにないワンピースを劇場で』」。ここに5作目以降の方向性が打ち出されたわけ…

「自分は自分を鼓舞した」

武者小路実篤『お目出たき人』(新潮文庫) 4度目くらい。これが書かれて100年近いというのに、この古びなさはどうだ! 全ての勇士に読んでほしい1冊。実際これを読むと空勇気が湧いてくる。空でもなんでも、湧きさえすれば内実は後からついてくるってもの…

『太宰治全集 3』(ちくま文庫)

「メロスは、単純な男であった」 教科書で読んだ太宰といえば「富岳百景」と「走れメロス」で、当時「富岳百景」はかなり気に入ったものの、「走れメロス」の方は大した印象を持たなかった。薄っぺらいと思った。それが久しぶりに読み直してみれば、この年月…

胞子の氣持に、なることなんです。

「サードステージ」(『BECK』Live-24) BECKは幸せだ。映像だけでなく音も流してもらえるんだから。一方でみっくすJUICEの歌の届かないことを思えばなお強くそうだと言える(『妄想科学シリーズ ワンダバスタイル』#9「LIVE or LIFE?!」)。しかして両者…

かわともちゃん萌え率10割の法則

『うえきの法則』 絵がヤバイ。それに輪をかけてかわともちゃんが萌えてヤバイ。見るか見ないか、悩むぜ! 「かわともちゃん」なんて呼称が一般的にあるのかどうか知らないけれど、川澄綾子を「かわあやちゃん」と呼ぶのでいつしかもう片方の巨頭であるとこ…

ポップでダークな山本ルンルンワールド全開

山本ルンルン『シトラス学園完全版』(太田出版) こんなに厚いと手に持っただけで疲れる。弱気になってしまう。『江戸むらさき特急』のワイド版ほどではないかもだけど。といって比較のために本棚から取り出そうと思ったら、目をやっただけでため息が出る始…

両手にグラス持って肱を直角気味に前後にシャホシャホと振るのです

第8回春のワイン試飲会 大津プリンスホテルのワイン試飲会に行ったものの、今回あまり何も考えず飲んでまわったので、といってもはじめのうちはピノ・ノワールを飲み比べなどしていたのだけど、印象に残っていることと言えば新京極のキリンシティのメガネ店…