「不安定で/無謀で/可能性だけで立ってた」

Newtype

 2004年1月号から2006年8月号までを、ひと通り目を通して処分。
 創刊20周年の企画だと思うけど、いろんな声優に「20歳とはどんな年齢だったか」というのを訊いた記事があって、桑島法子が書いた色紙に、タイトルにあるような文言が書かれていました。そんな20歳の彼女に打ちのめされた私は一人です。「立ってた」という言葉の不安定感がまたなんとも。「立っていた」と書くのももどかしいのです。
 あと目に付いたものといえば、富野由悠季インタビューと、『劇場版』3監督インタビューと、鋼屋・古橋インタビュー。
 読むところ少ないなあと改めて思った。全編広告と言ってもいいくらい。特に、アニメーターや声優の養成学校の紹介特集の組まれる頻度があまりに高くて驚く。