麻里安は可愛い山本

ポルフィの長い旅』#34「天使へのプレゼント」

 なんて気の滅入るお話、と思って見てたら脚本:山本麻里安って。すごい才能だ。
 こればっかりはイタリアではないどこか異世界の街の話だろうと思える。というか思いたい。たとえば『デジモン02』#13「ダゴモンの呼び声」などにある意味匹敵するが、「ダゴモン〜」ではラストのナレーションでアナザーワールドだという含みのことが語られていた一方、この「天使へのプレゼント」はしかしついにはポルフィの旅のひとコマとして連続性の中に(イタリアのどこかに)確実に位置を占めることになるのだろうからいっそ質が悪い。後味が悪い。すごい才能だ。どうかしてる。