『フタコイ オルタナティブ』
「ハッピーですかーーー？」
「ハッピーでーーーす！」
（＃13（終）「３人でいたい」）
アニメ最終話まで。結婚よきかな、３人よきかな、いろんな形の愛があって、幸せと幸せが連鎖して、町が世界が大きな温かさで包まれている、そういう作品だったのかなと思う。つまり、杉作のおばちゃんと玄さんが結婚するのは意味深いことではないか、とそういうこと。
あるいは、みんな一緒でハッピーだというのが『双恋』なら、みんなそれぞれのハッピーから出発するのが『フタコイ』、とか。『双恋』も『フタコイ』も、私の見立てでは萌えアニメになってなくて、この素材を持って来て、この素材をもってしてそうだというのは凄いことだ。制作スタッフは違えど、その意識の高さの表れかと一目置く。
あとひとつだけ言っておくと、関智一がこれでもかってくらいぴったりハマッてる。ハマッてるしそのように演じている。これといい『VIEWTIFUL JOE』といい、最近の関智一はいい仕事してるね。
『VIEWTIFUL JOE』といえば、レイチェル萌えって話はしたっけ？ 全身金色の機械人形。（と結局萌えの話に落着させる）
