「ユニヴァース!」

藤公之介『ザ・オーディション』(せいこう出版)

「ノーバディ・16ビート・宇宙」ってセリフないじゃん。騙された。やっぱり何とかして映画の方を見なくてはなのだろうか。
 言わずと知れていない恐れがあるので言っておくと、セイントフォーの小説です。しかしなぜ今更? この男、もしかこの本を読んだ最後の人類ということになり兼ねない、その危険に思いが至らなかったとでも?