六番目の七瀬

映画『七瀬ふたたび』

 小中和哉監督&伊藤和典脚本のタッグで『七瀬ふたたび』が初の映画化ということで『プリキュア』公開を尻目に見てきたら、観客はたった6人ばかりでさみしい。幼女少女に揉まれなかったことが。そして見に来ない人たちのことが。
 OPに「くまちゃん」とか出て吹き出してしまっても本編にはやっぱりそんな場面はなく、小中ファンだけが、つまり私などだけが得をした格好。
 前田愛がいい仕事をしていた。佐藤江梨子の顔がヒカリゴケ片山に似ているように思いはじめたら止まらなくなった。
 新たな映像化作品を見るたびに印象が違って、といってもテレビ東京版以降しか見ていないのだけれど、そろそろ原作読まなければと思う。