全てのイタチに墓を掘る。俺達七匹で穴を掘る。

ガンバの冒険

 しばらく前に見終わってたけど何も書いてなかったので。
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 その島の元々の名前は忘れられて今では「ノロイ島」で通っている。ノロイが支配し君臨するノロイ島。ノロイに立ち向かうためにノロイに行く、「ノロイ」という名前が、待ち受ける困難のすべてを指すものとして、行く手に大きく計り知れなくある。
 あるいはその一方で、ガンバたちの団結を生む分かりやすい合言葉としても「ノロイ」という言葉は機能する。

ガンバ「そうだ! あいつはノロイなんだこの島のノロイなんだ!」
(#7「ぶきみなぶきみな黒い影」)

 ノロイという目的の前では、ザクリなんか本当はどうでもよかったはずだった。それでも、ザクリもまた、今や目指すべき打倒すべきものの呼称としての「ノロイ」なのではないかと思い至ったときに、その合言葉に結びつけられたときに、決断するまでもなく一行は、ザクリと戦うことで一致結束する。
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 長い冒険の果て、ノロイ島に辿り着いたガンバたちがはじめて目の当たりにするノロイは圧倒的に見上げる位置にいて、雪のように白くて……。これは白鯨ですか?
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 まとまりのある文章は書けない。飛行ユニットずるい。