もしもシャクティが強かったら

進撃の巨人』#1「二千年後の君へ」

 こういうことが起こっている、という以上のものとして見ることができない。いずれも他人事であり、少なくともこの人間たちの側に立って見る義理も筋合いもないよう思う。渦中から始めるのはひとつの常套の手法ではあるけれど。『ポルフィの長い旅』が、旅に出るまでに1クールも費やしたのも、そうすれば意味あることだったのかもしれない。いずれ、一度パニックが落ちついてそれから、話はそれからだと感じる。
 今ちょうど『Vガンダム』の小説を読んでるのに引っ張られているからだろう、ミカサを強い版シャクティと見てしまう。