The Little Princess

レディ ジュエルペット』#7「ステキなメールはレディのたしなみ」

 かろんならきっと素敵なレディになれるというサフィーの見込み。あのサフィーが言うのだから間違いないと思える。

サフィー「はじめの一歩を踏み出すことって、とても勇気がいることだけど、こう自分に言い聞かせたらどうかしら。『大丈夫、きっと素敵に輝ける』って」
(#7「ステキなメールはレディのたしなみ」)

 レディになる手助けをしたいと持ちかけるサフィーを、恋愛小説家になることが自分の夢だから、と拒むかろん。でもその夢のはじまりは……?
 絵本のヒロインになりたかった以前の自分を思い出し、まざまざと蘇るその気持ちに突き動かされて、かろんはサフィーを探して走る。

かろん「ねえ、サフィー。私も努力したら、絵本のヒロインみたいになれる? ショーウィンドウに飾ってあった、ドレスの似合うレディになって、素敵に輝ける?」
サフィー「なれるよ、かろんなら!」
(互いに駆け寄り、抱き合う。表情は輝きに満ちている。)
(同)

 思い、悩み、それでも前へ進むこと、レディになろうとすること、それがレディの条件のほとんど全てであるようだ。なにしろ彼女はもう輝いてる。