2005-03-15 「悪しみや迷いでまるで判らない」 book 『吉本隆明初期詩集』(講談社文芸文庫) ぼちぼち読み進めて、本日読了。 「転位のための十篇」中の「ちひさな群への挨拶」に出てくる、 僕の孤独はほとんど極限(リミット)に耐えられる 僕の肉体はほとんど過酷に耐えられる (p.230) というフレーズを見て、なんだか西尾維新みたいだと思ってしまった。匂宮兄妹って、こんな感じではなかったっけ。本当はよく覚えていないんだけど。「過酷」にも「リミット」と振ってみたら完璧。いやだからよく覚えていないんだけど。