「ああー! なんかあたたかーい。」

こなかりゆ『日本語を踏んずける』(思潮社

 私が日本語を踏んずけた経緯を聞きたくなくても話そうか。
 簡単なことなんだ。『群像』にバイリン小説が載っていて、その著者がこなかりゆというので、あの「こなかりゆ」かと思って著者プロフィールのURLを辿ってみれば、確かにそうだったので、そこで『踏んずけ』の存在を知ったはいいが近くの書店で取り扱っていない。「『ニュニュニュニュニュ!』や『アヘヘヘヘ』が読みたい!」と叫ぶ私。「誰か買って」
 翌日、友人がTHE GEDATSU。私はその友人を訪れて本日THE GEDATSU。
「キュ、キュ」
 ちなみに『踏んずけ』内の詩のいくつかは彼女のホームページで読むことができます。