石川文洋『カラー版ベトナム戦争と平和』(岩波新書)
ベトナム戦争がアメリカに深く落とした影、みたいなテーマの本を探しています。正確には読みたいと思っているだけで探していません。それで全く違う角度の本を手にとってしまうのです。
新戸雅章『バベッジのコンピュータ』(ちくまプリマーブックス)
ギブソンとスターリングの『ディファレンス・エンジン』を指した言葉で「オルタナティブ・ストーリー」というのが出てきて、つまりありえたかもしれない世界の物語ってことなんだけど、この謂いでいけば『フタコイ オルタナティブ』っていうのは何よりもまず「ありえたかもしれないもうひとつの双恋世界」という程度の意味なのかなと思い当たりました。世界内的な意味での例えば「沙羅と双樹どっち」という二者択一問題をさすよりも以前に。今更なんだけどね。無学なんですごめん。
秋新番その1、『ロックマンエグゼビースト』
4年目。相変わらず。獣化後はゴテゴテしてあまりかっこよく感じられない。基本状態のロックマンのフォルムが一番ほっぺがエロイね。ひと月くらい様子見。
秋新番その2、『韋駄天翔』
「翔」は「ジャンプ」と読むらしい。10個エンブレムを集めると元の世界に帰れるというのは『そーなんだ!』方式です。謎の浪川大輔は「疾風のジン」(『ベイブレードGレボ』)。兄さん。話の展開やバトルの仕掛けの設定に無理があるような。見ない。
秋新番その3、『カペタ』
絵がきついかなあという最初の印象を裏切って、見始めるとこれでいいんだと思えるから不思議。スタジオコメットは目に見えて進化していくなあと感心する(『ビックリマン2000』あたりの、使われ始めたばかりの頃のCGを思い出してみよ)。CG単体の出来ももちろんだけど、それを使った画面作りがかなりのレベルに達してきている。それがもちろん話の見せ方のうまさに繋がって、これから何かすごいとんでもないことが始まるんだというワクワク感がじわじわ込み上げてくる、そんな第1話だった。強く見る。