予想をはるかに超えて読みやすい仕上がりになってるんですけど。「これから私がお話しすることは、もしかしたら少数の人たちにしか受け入れられないかもしれません」(p.8)という前置きの言葉からしたら、こんなに読みやすくてはいかんだろうと思う。筑摩書房の全集と見比べたらもうはっきり違う。でもこれが新しい時代のニーチェへの入門書になるかもね。面白いのが何よりです。
EDを男性声優陣が歌ってたことと、絵的に『犬夜叉』を思い出してよろしくないことしかもう記憶にない。
岸田隆宏が『ヤマトタケル』の頃を思わせるキャラデザ。瀧本富士子が主役なのがうれしい。何でもかんでも皆川純子では、掬えないキャラクターもあるのです。藤原啓治と大原さやかって、つい最近そんな組み合わせを見た気がする。