「会いたいぜ、クジラ」

本当は尾道旅行のはずだったのに

 鉄道の日乗り放題きっぷで三原と呉に行ってきました。
 三原での目的は、糸崎神社にある本因坊秀策の碑。地図をろくに調べず、考えもなく三原駅で降りたけれど、「糸崎」神社というのだから当然のように糸崎駅が最寄駅でした。というか糸崎駅よりも東にありました。それを三原駅からかつ歩きかつ走りして、40分くらい掛けて参ってきました。件の碑は、境内ではなくて国道2号に面したところに据わっていました。
 その後、今度は糸崎駅から電車に乗って三原で呉線に乗り換え、呉へ。
 まず向かったのが、てつのくじら館。ここは潜水艦と掃海艇について紹介展示した施設です。ボランティア解説員がそこかしこで説明に当たっていてにぎやかでした。
 次に入ったのは隣の大和ミュージアム。こちらは「呉の造船力、技術力は世界一!」ていう主張が勝ちすぎていてちょっとゲンナリ。3階でアナライザーのお出迎えにあって少しく笑ってしまったけれど、その先がまるまる松本零士関係の展示だったときには、なにか空寒さをおぼえました。
 あとは市街をぶらぶら。何かの祭をやっていたのを見かけたほかは特に何ほどのこともなく、電車の時間になったので、広島へ出てから山陽本線で帰りました。