世の中の、本統の色彩（いろ）と形状（かたち）

原田宇陀児著『新興宗教オモイデ教外伝』（全３巻／ガガガ文庫）

　気がつけばオリジナルの新刊が発売されていたのであわてて、まずは『オモイデ教外伝』を読んだ。
　第１巻で可能動詞が使われず助動詞「れる」「られる」ばかり多用されていたのは、著者の意図なのか編集の仕業なのか。第２巻以降は可能動詞も普通に現れはじめるから謎。なにか手違いだろうか。
　ゾンビのゾンが出てくれば、それあ嬉しいに決まってる。