「へーーえ、まっすぐじゃん」

STAR DRIVER 輝きのタクト』#16まで

 #8「いつだって流星のように」を見終わったときには、安定のサカナちゃんパートが無くなってこれから先何を楽しみに見ればいいのかと不安に思っていたが、ミズノ&マリノが出てきたらなんか普通に面白くなった。すると実は、今まではサカナちゃんパートを際立たせるために全体の面白さに抑制がかかっていたのかもしれない。それか、自分が戸松より日高&広橋の方が好きだというだけかもしれない。
 そして今は、ミズノ&マリノが退場した先の話を見ようという気が起きなくて#16「タクトのシルシ」を何度も見るという事態に陥っている。
ケロロ軍曹』の小雪みたいなキャラが出てきたぞ、というのがミズノが登場した最初の印象で、でもその姉のマリノの方が広橋涼だったりするから戸惑ったもので。それでも、ミズノは元来かなしみの子で、求めた楽しさの具現がマリノという広橋なら、そのマリノと共にあっていつかミズノもまた広橋的になっていたというのはもっともなことであるなあ、などと日死の巫女編を見進めていくうちひとり納得したりもした。
 BDが2話ずつか4話ずつ収録なら日死の巫女編だけを買うのに丁度いいんだけど、実際には3話ずつ収録なので買わないでいる。また、巫女の歌のCDが欲しくてもBD特典になっていて単独で販売されていないので買えないでいる。誰がこういう売り方を決めたのか知らないけど、販売戦略につくづく疎外されているのを感じる。