一年後の奈良駅
お墓の在所を知らなければ奈良駅で手を合わせるしかないじゃないかという思いから、去る10/29、奈良まで足を運んできた。本来なら倒れられた28日にも、とは考えていたものの平日で都合がつかず。
詮ないこと・一年後 - Live from Far East City
私と同じような思いで、28日に、それも午前６時に、奈良駅を訪れた方がいたことをあとで知り、ならば、鉢合わせにならずめいめいがめいめいの奈良参りを全うできたのならば、都合がつかなかったのも結果としては良かったような、そんな気がしている。
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全３巻を予定していたという『ポケモン』のノベライズも未完。小説版『ゴーショーグン』も最終巻『鏡の国のゴーショーグン』がほぼ出来上がっているという話だったのに未完。『ミンキーモモ』第３部のハッピーエンドのアイデアは考えてある、第４部や第５部は作られるとしてもそのころは死んでるか高齢かで僕は参加できないだろうから責任が持てるのは第3部まで、なんて言っていたのにその第3部もとうとう作られる前に逝ってしまった。
それらの作品が見たかったという気持ちはもちろんあるけど、未完に終わったことへの恨みみたいなものはどうしてか全くわかない。
お蔵入りの脚本や映画評をブログで披露し伝えてくれたのだし、幾度もの休載を乗り越えて５年226回にもわたる脚本創作術の連載の最終回を「みんな脚本家になれます。」というこのうえなく心強い言葉で締めくくってくれたのだし、いくつかの作品が未完に終わりつつあるあいだにも、十分すぎるくらい多くのものを私たちに残してくれた。それを思うと、そのうえさらなる仕事を要求する心よりなによりありがたい気持ちばかりが強い、そういうことかも知れない。
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杉並アニメーションミュージアムで本日から首藤剛志展が開催されている。一度は行く予定。
企画展『追悼 脚本家・首藤剛志展 〜ゼロから始まる物語〜』 - 杉並アニメーションミュージアム 【※リンク切れ】
